アルカリ性



改めて、細菌の感染起因の膀胱炎と、尿に結晶が混じる現象(尿結晶)とは違うんだねーといろいろ調べていて気づきました。両者とも下部尿路疾患にまとめられてしまうし、むしろ尿結晶も膀胱炎の一種、的に思っていました。酸性に偏ると細菌の増殖は防げるけど、酸性側でもアルカリ性側でもできる結晶があると、前回、獣医さんに教えて貰ったことを思い出して調べてみました。

http://www.hills.co.jp/pd/special/petlife/story/cd_sd_wd.shtml
によると、

”ストルバイトは7歳以下で、シュウ酸カルシウムは7歳以上で発生頻度が高い傾向”

で、アルカリ側では、ストルバイトリン酸マグネシウムアンモニウム水和物)が、酸性側ではシュウ酸カルシウムができやすいようで、年齢とともに尿pHが酸性側に偏っていくってことのようです。で、ストルバイトのwikipediaにこんなことが書いてあった;

尿路感染症があると、尿素アンモニウム代謝されpHがアルカリ性へ傾くため生じやすい。”

なるほど・・・ということは、この子の場合、細菌感染があって膀胱炎があって尿がアルカリ側に傾いた結果、キラキラと結晶ができていたんですね。 ということは、今後もアルカリ側に傾いたら注意ってことで、おもらしをした時は重点的にpHチェックすればいいわけだ。

これら二つの結晶の外観:
http://www.petline.co.jp/note/cat/sick/2pattern/
http://www.petline.co.jp/note/dog/uropathy/04calculus/ 

これらのページによると、ストルバイトはpH>7、シュウ酸カルシウムはpH<6が結晶化条件のようです。いまうちにあるpH試験紙は全pH領域カバーしているので、中性域だけのを買い直そうかな。

やはりこの子のオシッコ、時々pHチェックしてみよう。

今のところ、お薬を飲んで、治る傾向にあるのか元気そうですが・・・どうだろう。



寒い日が続くので、毎日湯たんぽで猫用コタツを作ってあげています。



人間が帰宅すると本物の(電気の)コタツがつくんですが、時々、暑すぎて出てきてこのように涼んでおります。



コタツから顔だけ出すとかいう方法もあるんだけどね。限界までコタツの中で頑張ってしまうタイプのようです。



一方で、膝の上に乗せて一緒に読書・・・とか思うんですが、これは全然好きじゃない。ていうかどこにいるかわかります?天然迷彩サビ柄さん。



丸めておいても、すぐにイヤイヤ〜〜〜〜 (ФωФ)ノノノつって出て行ってしまいます。



お布団に一緒に入るのが嫌なのと同じ心理なんでしょうか。抱っこは好きなのにね。



ともかく、ただでさえ腎臓が悪いので、これ以上悪くなったり他の病気にならないように、この程度で済むように、長生きしてほしいと思います( ´ ▽ ` )ノ


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